一本調子に上がるトレンド

今回は、chart-labを利用した、実践的なサイトの利用について説明していきます。

状況設定例

手書き株式スクリーニングを利用して、（翌日の始値）<=（翌日の終値）となるのはどのようなチャート形状となっている時なのかに関する知見を得ようとしています。

検索

10営業日前～2営業日前の設定で、一本調子に上がって行くチャートを手書きして検索をかけます。

この検索を行った場合、1営業日前のローソク足が青色 ⇔ （翌日の始値）<=（翌日の終値） となる可能性が高いか低いかについて調査していきます。

青色の場合、1営業日前の寄り付きで購入・引けで売ることで、（手数料等を考慮せず）理論上利益を得ることができたことになります。

分析

chart-labでは、10件の検索結果を表示できます。

上のように、1営業日前の足が青色のものもあれば、

このように赤色のものもあります。
集計すると、青：4、赤：６となり、一本調子の検索でははっきりとした傾向が見られないことが分かります。

最後に

今回の例では利益につながるような情報は得られませんでしたが、様々なチャート形状を試して自分なりに統計データを取ることで、チャート形状のみから投機を行い収益を上げられるような形状を発見できればうれしいですね。
いつもご利用いただきありがとうございます。